遺品整理士の仕事内容と資格の取り方!費用・難しさと資格だけではできないこと

遺品整理士の仕事内容と資格の取り方!費用・難しさと資格だけではできないこと
一人暮らしの高齢者が増えるなかで、亡くなった人の部屋を片付ける「遺品整理」を仕事にする人も増えています。 その遺品整理の知識を身につけたことを示す資格が「遺品整理士」です。 遺品整理士の仕事内容と、資格の取り方・費用・難しさ、そして資格だけではできない仕事について、認定団体の公式情報をもとにまとめました。 遺品整理110番 公式サイトを見る
目次

遺品整理士とは

遺品整理士とは?その仕事内容と重要性 遺品整理士は、一般財団法人遺品整理士認定協会が認定している民間資格です。 協会によると、遺品整理士養成講座は2011年11月に開講し、2024年6月には会員数が60,000名を超えました。

遺品整理士の仕事内容

  • 故人の部屋にある品物を、残すもの・譲るもの・処分するものに仕分ける
  • 通帳や権利書、写真など、遺族にとって大切な品を探し出して渡す
  • リサイクルや買取、供養(お焚き上げなど)の手配をする
  • 部屋を退去や売却ができる状態まで片付ける
遺族の多くは、悲しみのなかで片付けに向き合っています。 作業の速さだけでなく、遺族の気持ちに配慮しながら進められることが求められる仕事です。

資格がなくても遺品整理の仕事はできる

遺品整理士は国家資格ではないため、資格がなくても遺品整理の仕事をすることはできます。 それでも資格を取る人が多いのは、遺品整理に関わる法律や作業の流れを体系的に学べることと、依頼する人に安心感を持ってもらいやすいからです。

資格の取り方と費用

遺品整理士は、会場で筆記試験を受ける資格ではありません。 協会に入会して届くテキスト一式で自宅学習し、課題を提出して審査を受ける通信講座の形が一般的です。

かかる費用

費用金額内容
入会金30,000円テキスト一式の送料を含む
年会費(資格認定会費・更新費)8,000円1年間有効。毎年の更新が必要
※出典:一般財団法人遺品整理士認定協会「特定商取引法に基づく表記」(2026年10月確認) 協会は、年会費を払っていない会員は「遺品整理士」の名称を使って活動できないとしています。 資格を取ったあとも毎年費用がかかることは、あらかじめ知っておきましょう。 テキスト一式が届いてから8日以内であれば、クーリング・オフもできます。

難しさと勉強のしかた

協会の公式サイトでは合格率は公表されていませんが、自宅でテキストを読みながら課題に取り組めるため、資格としての難しさは高くないとされています。
  1. 届いたテキストを一通り読み、遺品整理の流れをつかむ
  2. 廃棄物やリサイクル、古物に関する法律の部分を重点的に読み直す
  3. 課題はテキストで根拠を確かめながら仕上げる
テキストの内容は、そのまま実際の現場で守るべきルールにつながっています。 課題を終わらせるためだけでなく、仕事で使う知識として読み込むことが大切です。

資格だけではできない仕事に注意

遺品整理士の資格を持っていても、それだけでは引き受けられない仕事があります。
やりたいこと別に必要な許可など
家庭から出た不用品を回収・運搬する市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可(または許可業者への委託)
遺品を買い取って売る古物商許可(都道府県公安委員会)
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
遺品整理士は民間資格で、資格だけで不用品の回収や買取ができるわけではありません。回収には一般廃棄物の許可、買取には古物商許可が別に必要になります。
依頼する側の人も、業者を選ぶときは遺品整理士の資格だけでなく、こうした許可を持っているか、または許可業者と提携しているかを確かめておくと安心です。 遺品整理士の資格とは違い、解体工事の現場では資格が工事の請負そのものに関わります。必要な資格の種類を確かめられます。
あわせて読みたい
解体工事施工技士とは?受験資格の実務経験年数と令和8年度の試験日程 解体工事施工技士は、建物の解体工事で施工の管理を任される人のための国家資格です。 試験を実施しているのは、公益社団法人全国解体工事業団体連合会(全解工連)です...
遺品の中には査定が必要なブランド品も出てきます。鑑定士に求められるスキルや真贋を見抜く技術も確認できます。
あわせて読みたい
ブランド品買取の鑑定士に資格は必要?古物商許可と協会基準判定士、求められるスキル ブランド品の買取店で、本物かどうかを見きわめて値段をつける人は「鑑定士」「査定士」などと呼ばれます。 ブランド品の鑑定士になるのに必須の国家資格はありませんが...
不要になった品物をどうリサイクルするかも、遺品整理では大切なポイントです。

よくある質問

遺品整理士は国家資格ですか?

国家資格ではなく、一般財団法人遺品整理士認定協会が認定する民間資格です。資格がなくても遺品整理の仕事はできます。

遺品整理士の資格を取るのにいくらかかりますか?

協会の表記では、入会金が30,000円、資格認定・更新のための年会費が8,000円(1年間有効)です。年会費を払わないと「遺品整理士」の名称を使って活動できません。

遺品整理士の試験は難しいですか?

会場での筆記試験はなく、届いたテキストで自宅学習して課題を提出する形が一般的です。合格率は公式には公表されていませんが、難しさは高くないとされています。

遺品整理士の資格があれば不用品の回収や買取もできますか?

できません。家庭の不用品の回収には一般廃棄物収集運搬業の許可、買取には古物商許可が別に必要です。

まとめ

遺品整理士は、一般財団法人遺品整理士認定協会が認定する民間資格で、会員数は2024年6月に60,000名を超えました。 自宅でテキストを使って学ぶ通信講座の形で、入会金30,000円と、毎年の年会費8,000円がかかります。 不用品の回収には一般廃棄物の許可、買取には古物商許可が別に必要になるため、資格とあわせて確認しておきましょう。 遺品整理110番 公式サイトはコチラ
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

近年に役立つ情報からトレンドニーズまで、幅広いジャンルを厳選してピックアップした記事をご紹介しております!お客様が知りたいコンテンツがイッパイあります!

目次