加圧アイテムの種類と選び方!加圧インナー・加圧ベルト・着圧ソックスの違いと注意点

加圧アイテムの種類と選び方!加圧インナー・加圧ベルト・着圧ソックスの違いと注意点
「加圧アイテム」と検索すると、加圧インナー、加圧トレーニング用のベルト、着圧ソックスなど、似た名前の商品がまとめて出てきます。 見た目は近くても、体にかける圧力の目的も、使ってよい場面も違います。 特に通販で買う場合、サイズや圧の強さを試せないため、合わない商品を選んでしまう失敗が起きやすい分野です。 加圧アイテムは「締めるほど効く」ものではなく、種類と使い方を間違えると血行障害や神経のしびれにつながる可能性があります。 この記事では、加圧アイテムの主な種類、目的別の選び方、サイズの測り方、使う前に知っておきたいリスクを、国民生活センターや厚生労働省などの公的な資料をもとに整理しました。
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
加圧アイテムは、使う目的と体の状態に合っていれば便利な道具です。ただ、効果をうたう広告ほど、サイズや使用上の注意が小さく書かれていることがあります。買う前に、種類と注意点を確認してください。
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加圧アイテムの種類と違い

加圧アイテムという言葉に決まった定義はなく、商品名や広告で使われている呼び方です。 大きく分けて、次の4つがあります。
種類主な形使う目的位置づけ
加圧インナー・加圧スパッツシャツ、スパッツ、ガードル、ウエストベルトなど体型の補正、運動時のサポート一般の衣類
加圧トレーニング用ベルト腕や脚の付け根に巻くベルト血流を制限した状態での筋力トレーニングトレーニング用具(指導者の下で使う運用が一般的)
着圧ソックス・レギンス足首から段階的に圧がかかる靴下やタイツ脚のむくみ、立ち仕事や移動時の疲れ対策一般の衣類
医療用弾性ストッキング医療機器として届出された弾性ストッキング静脈血やリンパ液のうっ滞の軽減・予防一般医療機器
表のとおり、同じ「圧をかける」商品でも、医療機器として扱われるのは弾性ストッキングだけです。 加圧インナーや着圧ソックスは衣類なので、パッケージに書かれた効果は、医療用のような効能として認められたものではありません。

加圧インナー・加圧スパッツ

衣服を着たときに体にかかる圧力は「衣服圧」と呼ばれます。 補正下着やスポーツ用のタイツなど、この衣服圧を意図的に高めた衣類が、加圧インナーや加圧スパッツです。 国民生活センターは2011年に、通販で買える加圧スパッツの衣服圧を測定し、使い方の注意を公表しました。 加圧インナーを選ぶときは、運動時の補助が目的なのか、体型の補正が目的なのかを先に決めると、必要な締めつけの範囲が絞れます。

加圧トレーニング用ベルト

加圧トレーニング用ベルトは、腕や脚の付け根に巻いて使う専用の器具です。 加圧トレーニング学会雑誌(2017年)の全国調査では、四肢の基部を「特製の加圧ベルトで適度に加圧し、血流制限を加えた状態で行うトレーニング」と説明されています。 動脈と静脈の両方を完全に止める止血とは異なり、腕や脚に血液をためながら運動する方法とされています。 ベルトの圧の決め方や運動の内容は専門知識が必要な部分が多く、使い方は専門家のもとで使う場合の注意点として、このあとの章で詳しくまとめます。

着圧ソックス・レギンス

着圧ソックスは、足首の圧を高めにして、ふくらはぎや太ももに向かって圧を弱くしていく作りが一般的です。 脚のむくみや、長時間の立ち仕事・座り仕事で出る疲れを減らしたいときに選ばれます。 ただし、段階的な圧の作りになっていない商品もあり、国民生活センターの測定では加圧スパッツの圧のかかり方は商品ごとに大きく違いました。 商品名に「着圧」とあるだけでは、足首が最も強い構造なのかどうかは分かりません。

医療用弾性ストッキングとの違い

医療用の弾性ストッキングは、四肢の静脈血やリンパ液のうっ滞を軽減または予防する目的の一般医療機器です。 国民生活センターの資料によると、足首が最も強く、太ももに向かって圧が弱くなる「段階着圧構造」を持つのが特徴です。 届出されている弾性ストッキングの添付文書には、着用時の平均圧迫力として「足首23hPa、ふくらはぎ14hPa」のように、部位ごとの圧が明記されている例があります。 一方、市販の加圧インナーや着圧ソックスは、部位ごとの圧が書かれていないことが多く、強さを数値で比べにくいのが現状です。
圧力の単位の見方
弾性ストッキングや着圧ソックスの表示では、圧力はhPa(ヘクトパスカル)またはmmHg(ミリメートル水銀柱)で書かれます。
1mmHgは約1.33hPaです。国民生活センターの資料では、30mmHgは約40hPaとして説明されています。
30mmHg以上の弾性ストッキングは、四肢のリンパ浮腫の治療で医師の指示書がある場合に、療養費の支給対象になります(平成20年4月から)。

目的別の選び方

どの加圧アイテムが合うかは、使う目的で変わります。 まず「何のために使うか」を決め、その目的に合わない種類を候補から外すと選びやすくなります。
目的候補になる種類選ぶときの確認点
脚のむくみ・立ち仕事の疲れ着圧ソックス、レギンス足首から上に向かって圧が弱くなる構造か、サイズ表の測る部位は何か
運動時のサポート加圧スパッツ、スポーツ用タイツ運動中に締めつけが強くなる膝やふくらはぎに圧が集中しないか
体型の補正加圧インナー、ガードルウエストやそけい部に長時間かかる圧が強すぎないか、皮膚が赤くならないか
筋力トレーニング加圧トレーニング用ベルト指導者の下で行える環境か、持病の確認を受けたか
静脈瘤・むくみの治療や予防医療用弾性ストッキング医師や専門の販売員に圧の強さとサイズを決めてもらったか
持病がある人や、足に症状が出ている人は、市販品を選ぶ前に医師へ確認する必要があります。 特に、ふくらはぎの片側だけが腫れて痛む場合は、加圧アイテムで対処しようとせず、先に受診してください。

むくみ対策なら足首から段階的に圧がかかるものを

国民生活センターの測定では、加圧スパッツ10銘柄のうち、足首の圧が弾性ストッキングより低い銘柄が多くありました。 一方で、膝や太ももでは、10銘柄中7銘柄が弾性ストッキングと同等かそれ以上の圧でした。 つまり、むくみ対策のつもりでスパッツ型の加圧衣類を選ぶと、脚の上のほうだけが強く締まる可能性があります。 脚のむくみが目的なら、足首の圧が最も高く、上に向かって弱くなる構造をうたっている商品を優先してください。

運動用なら動いたときの圧の変化に注意

運動時には、姿勢によって衣服圧が大きく変わります。 国民生活センターの被験者テストでは、しゃがむ姿勢でふくらはぎの圧が立った姿勢の2.9〜5.2倍、膝が3.1〜6.3倍になりました。 運動用の加圧スパッツは、立っているときの着け心地だけで決めず、しゃがむ・膝を曲げるなど実際の動きで、痛みやしびれが出ないかを確かめてください。

サイズの選び方と着け方

加圧アイテムの失敗で多いのが、サイズの選び間違いです。 国民生活センターに寄せられた相談102件のうち、サイズや加圧の程度が分からずに買ったためと思われる苦情が26件ありました。
確認すること理由
S・M・Lの基準になる部位(ウエスト、ふくらはぎ周りなど)を確認する通販では商品を手に取れず、どの寸法で選ぶかを知らないと合わないサイズを買いやすい
自分の寸法を測ってから買う普段の洋服のサイズと、加圧アイテムのサイズ表は別物のため
迷ったら小さいほうを選ばない国民生活センターの測定では、一段階小さいサイズを着ると衣服圧が上がる場合があった
加圧タイプの靴下と重ねない低い圧のスパッツでも、加圧ハイソックスと重ねると弾性ストッキングと同等以上の圧になった
まくれ上がりを直す局所的に締めつけられ、痛みやしびれ、皮膚の赤みの原因になる
医療用弾性ストッキングの添付文書でも、折り返して使わないこと、他のストッキングや靴下と重ねないことが注意事項に挙げられています。 また、初めて使うときは短時間にとどめ、装着部位の状態を確認しながら少しずつ時間を延ばす、という使い方も書かれています。 加圧インナーや着圧ソックスにも、同じ考え方が当てはまります。
  1. 買う前に、ウエスト、ふくらはぎ、太ももなど、サイズ表で指定された部位を測る
  2. 商品ページや説明書で、サイズ選びの基準と注意書きを確認する
  3. 初めて着るときは、短い時間にして、痛み・しびれ・皮膚の赤みがないか確認する
  4. 問題がなければ、少しずつ着用時間を延ばす
  5. 就寝時に使えるかどうかは、商品の説明書で確認する
サイズを測るサービスは、着圧アイテムの分野でも広がっています。3Dスキャンでサイズを測る仕組みと効果も参考になります。
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サイズと圧の合わせ方は、使い心地と安全性の両方に関わります。

使う前に知っておきたいリスク

加圧アイテムは、使い方によっては体に害が出ることがあります。 国民生活センターには、2005年度から2011年1月末までに、加圧を利用した衣服に関する相談が102件寄せられています。 そのうち98件は2008年度以降に集中していて、通信販売での購入が88件(86%)でした。
国民生活センターに寄せられた主な相談(2011年1月末まで)
  • 相談102件のうち、スパッツ型が50件(48%)で最も多い
  • 相談者は女性が82%で、50歳代・60歳代・40歳代の順に多い
  • 危害に関するものが10件(ウエストの腫れ、足のつり、吐き気など)
  • サイズや加圧の程度が分からずに買ったためと思われる苦情が26件
相談事例には、加圧を利用した商品を履いて一日中草むしりをしたところ、腓骨神経麻痺になり、半年経っても足首に力が入らなかった、というものがあります。 別の事例では、着用したウエストとそけい部が赤く腫れて黒ずみ、痛みとかゆみが出て皮膚科を受診した、という相談もありました。 なお、この調査は2011年のものです。 現在販売されている商品の圧とは異なる可能性があるため、商品ごとに表示と使用上の注意を確認してください。

血流への影響と、使うのを避けたほうがよい人

国民生活センターの資料は、衣服圧が四肢にかかると皮下の毛細血管や動静脈が圧迫される、と説明しています。 また、40hPa以上の衣服圧が大腿部や膝にかかるとうっ血状態を招き、血流障害の原因になるとの報告を紹介しています。 医療用の弾性ストッキングの添付文書では、次のような人は使用に注意が必要、または使えないとされています。
  • 深部静脈血栓症の患者(装着により肺動脈血栓塞栓症を起こすおそれがある場合)
  • 動脈の血行障害、うっ血性心不全のある人
  • 装着部位に炎症、化膿、傷がある人
  • 装着部位に神経障害がある人、糖尿病の人(痛みなどの異常に気づけないおそれがあるため)
  • 繊維に対する過敏症がある人
これは医療機器の注意書きですが、国民生活センターは、加圧スパッツでも「足の異常に気づきにくい人(糖尿病の人や装着部位に神経障害のある人など)は、使用を避けるか、使用前に医師に相談したほうがよい」としています。

起きやすいこと・使う前にできること・起きたとき

起きやすいこと使う前にできること起きてしまったら
皮膚の赤み、腫れ、かゆみ、発疹初回は短時間にして、皮膚の状態を見る着用をやめ、治まらなければ皮膚科を受診する
足のしびれ、脱力(神経の圧迫)同じ姿勢を続けない。まくれ上がりを直すすぐに外す。しびれや脱力が続けば医療機関へ
血流の悪化、うっ血サイズを測る。重ね履きしない外して休み、症状が続けば医療機関へ
サイズ違い・使用感の不満サイズ基準と返品条件を購入前に確認する販売店へ連絡し、解決しない場合は消費生活センターへ

片脚だけの赤み・腫れ・痛みは受診を

厚生労働省の「深部静脈血栓症/肺塞栓症の予防Q&A」では、主に片方の膝から下の脚に、赤み、腫れ、痛みなどが出た場合は、急いで医療機関を受診するよう案内しています。 血栓が肺に詰まると、胸痛、呼吸困難、失神などが出て危険な状態になることがあるとされています。 加圧アイテムを使っている最中や使った後に、こうした症状が出た場合は、使用を中止して医療機関で相談してください。 同じQ&Aでは、深部静脈血栓症が起こりやすい人として、高齢者、肥満の方、妊娠中・出産直後の方、骨折の治療中や手術後の方、がんの方、ピルを服用中の方、過去に深部静脈血栓症や肺塞栓症になったことがある方などを挙げています。 これらに当てはまる人は、市販の加圧アイテムを買う前に医師へ確認してください。
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足のしびれ、強い痛み、片脚だけの赤みや腫れが出たときは、我慢して使い続けず、すぐに外して医療機関に相談してください。

加圧トレーニング用ベルトは専門家のもとで使う

加圧トレーニング用のベルトは、衣類型の加圧アイテムよりも、体への影響が大きい種類です。 加圧トレーニング学会雑誌(2017年)に載った全国調査では、日本加圧トレーニング学会に所属する232施設が回答しました。 その結果は「脳出血、脳梗塞、血栓症、横紋筋融解症など、重篤な副作用症状の回答はなかった」というものでした。 ただし、この調査には次の点に注意が必要です。
  • 回答したのは学会に所属する施設の指導者で、自己申告のアンケートである
  • 冷感、しびれ、皮下出血、眠気、吐き気などの症状の回答はあった
  • 前回の調査では、脳出血と横紋筋融解症が各1件報告されていた
  • 身体測定やテストを定期的に行っていない施設が71施設(31%)あった
論文は、指導者が適切に圧を確認し、問診や検査を行っている施設では安全に実施できていると述べる一方、2016年にTabataらが横紋筋融解症の危険性を報告していることにも触れています。 この調査は、指導者のいる施設の結果であり、自己流で購入したベルトを使った場合の安全性を示すものではありません。 論文でも、加圧トレーニングの資格を持たない人が私的にベルトを使える状況になっているとしたうえで、使う人も指導者も適切な取り扱いを知っておく必要がある、と述べています。 これから始める人は、ベルトを買う前に、問診や圧の確認をしてくれる指導者のいる施設に相談するのが現実的です。 持病がある人、血圧が高い人、血栓の既往がある人は、始める前に主治医へ確認してください。

加圧トレーニングを始める前の確認事項

  • 指導者が、毎回の圧の決め方や、体調の確認方法を説明してくれるか
  • 初回に問診があり、持病や服用中の薬を聞かれるか
  • しびれ、気分の悪さ、強い痛みが出たときに、すぐ中止する方針があるか
  • 料金や効果の説明が、「必ず」「誰でも」のような断定になっていないか

効果をうたう広告の見方

加圧アイテムの広告には、「着るだけで痩せる」「短期間で脚が細くなる」といった表現が出てくることがあります。 こうした表示は、景品表示法で規制される対象になり得ます。 実際に2017年12月、消費者庁と公正取引委員会は、レギンスと称する下着について「着用するだけで、短期間で容易に著しい痩身効果が得られる」かのように示す表示が景品表示法の優良誤認にあたるとして、販売会社に措置命令を出しました。 この件では、「何もしなくても24時間絶食状態」「3日で5kg減量」のように、着るだけで効果が出るとする表示が問題とされました。 また国民生活センターは2011年の調査で、加圧スパッツの1銘柄が筋肉のポンプ作用の向上などをうたっていたことについて、薬事法(当時)に抵触するおそれがあるとして、消費者庁などに監視・指導を要望しました。 広告を見るときは、次の点を確認してください。
  • 効果の数字(◯kg減、◯cm減)の根拠が書かれているか
  • 「着るだけ」「履くだけ」「誰でも」という断定になっていないか
  • 体験談の写真に、「個人の感想です」以外の説明があるか
  • サイズ表、素材、洗濯表示、返品条件がページ内に書かれているか
圧力センサーやアプリ連携をうたう製品を選ぶ場合も、表示の根拠を確かめるという点は同じです。 数値が画面に出ることと、安全に使えることは別の話です。 センサーで集めたデータを付加価値にする発想は、住まいの分野にもあります。IoTで差別化するスマートガーデン施工の収益モデルも読んでみてください。
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数値で見える化する仕組みは、どの分野でも、根拠と使い方の確認が欠かせません。

購入前チェックリスト

最後に、加圧アイテムを買う前の確認事項をまとめます。
  • 使う目的(むくみ、運動、体型補正、トレーニング)を決めた
  • 目的に合った種類を選んだ(脚のむくみなら足首から段階的に圧がかかるもの)
  • サイズ表の基準になる部位を測った
  • 返品・交換の条件を確認した
  • 持病(糖尿病、血行障害、心不全、血栓の既往など)がある場合は、医師に相談した
  • 初回は短時間にして、皮膚やしびれの状態を見る
  • 他の加圧製品と重ねて着ない

困ったときの相談先

体に異常を感じたときは、まず使用を中止して医療機関を受診してください。 商品のサイズ違い、表示と違う、返品に応じてもらえないといった契約・販売のトラブルは、消費生活センターへ相談できます。 相談先が分からないときは、消費者ホットライン「188」に電話してください。
困りごと相談先
しびれ、強い痛み、片脚の赤みや腫れ医療機関(皮膚科、整形外科、血管外科など)
表示と違う、返品を断られた消費者ホットライン188(身近な消費生活センター)
大げさな広告に疑問がある消費生活センター

加圧アイテムのよくある質問

加圧インナーと着圧ソックスの違いは何ですか?

加圧インナーは胴体や脚全体を覆う衣類で、体型の補正や運動時のサポートが主な目的です。着圧ソックスは主に足首からふくらはぎにかけて圧をかけ、むくみや脚の疲れ対策に使われます。どちらも医療機器ではなく一般の衣類です。

医療用の弾性ストッキングと市販の着圧ソックスは同じですか?

同じではありません。弾性ストッキングは一般医療機器で、足首から上に向かって圧が弱くなる構造と、部位ごとの圧が添付文書に明記されている製品があります。市販の着圧ソックスは衣類で、圧の数値が書かれていない商品もあります。

加圧アイテムを着たまま寝てもよいですか?

商品によって異なります。就寝時の使用が想定されていない商品を着たまま寝ると、同じ姿勢が続いて締めつけが強くなる可能性があります。説明書で就寝時の使用可否を確認し、書かれていなければ着用しないでください。

どんな人は使わないほうがよいですか?

医療用弾性ストッキングの添付文書では、深部静脈血栓症の患者、動脈の血行障害やうっ血性心不全のある人、装着部位に傷や炎症・神経障害がある人、糖尿病の人などに注意を求めています。当てはまる人は、使う前に主治医へ確認してください。

加圧トレーニング用のベルトは自分で買って使えますか?

販売されているベルトを個人で購入できる場合もありますが、圧の決め方や運動内容には専門知識が必要です。学会誌の調査でも、安全性が確認されたのは指導者のいる施設での実施でした。始める前に、問診や圧の確認をしてくれる指導者に相談してください。

着けていてしびれや痛みが出たらどうすればよいですか?

すぐに外して使用を中止してください。しびれや脱力が続く場合、片脚だけが赤く腫れて痛む場合、胸の痛みや息苦しさがある場合は、早めに医療機関を受診してください。

まとめ

加圧アイテムは、加圧インナー、加圧トレーニング用ベルト、着圧ソックス、医療用弾性ストッキングに分けて考えると、目的に合うものを選びやすくなります。 脚のむくみなら足首から段階的に圧がかかる構造、運動用なら動いたときの圧の変化、体型補正なら皮膚への負担を確認することが大切です。 サイズは必ず測り、他の加圧製品と重ねず、初回は短時間から試してください。 糖尿病、血行障害、心不全、血栓の既往がある人は、使う前に医師へ相談してください。 加圧トレーニング用のベルトは、指導者の問診と圧の確認がある環境で使うのが基本です。 「着るだけ」「履くだけ」といった効果の断定は、そのまま信じず、根拠が書かれているかを確認してください。
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