青汁の効果に根拠はある?始まりと原料の違い、選び方と飲むときの注意点

青汁の効果に根拠はある?始まりと原料の違い、選び方と飲むときの注意点
青汁は、野菜不足が気になる人の定番の健康食品です。 ただ、「飲むだけでやせる」「病気を防ぐ」といった効果は、どの青汁にもあるわけではありません。 青汁の始まりから、主な原料と栄養、効果の受け止め方、選び方と飲むときの注意点までまとめました。
目次

青汁の始まり

青汁は、医師の遠藤仁郎(えんどう・にろう)が1943年(昭和18年)に考案したとされています。 食べにくい野菜の葉を、液体にすれば取りやすいのではないかという考えから生まれました。 1945年に倉敷中央病院に赴任した遠藤は、青汁を病院食に取り入れ、1954年にはケールを使った青汁を作るようになりました。

主な原料と特徴

原料特徴
ケール昔ながらの青汁の原料。苦味は強めで、ビタミンやミネラルを多く含む
大麦若葉クセが少なく飲みやすい。市販の青汁で多く使われる
明日葉独特の香りがある。カルコンという成分を含む
桑の葉お茶のような味わい。食後の血糖値を意識した商品に使われることがある

青汁の効果の受け止め方

野菜不足を補う補助食品

青汁には、原料の野菜に由来するビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれます。 普段の食事で野菜が足りないときに、栄養を補う手段と考えるのが基本です。 一方で、青汁だけで野菜を食べる代わりになるわけではありません。

「機能」をうたえるのは保健機能食品だけ

食品が「血糖値の上昇をおだやかにする」「お腹の調子を整える」といった体への機能を表示できるのは、保健機能食品に限られます。
種類仕組み
特定保健用食品(トクホ)国が有効性や安全性を審査し、表示を許可したもの
機能性表示食品事業者が科学的根拠を消費者庁に届け出たもの(国の審査は受けていない)
栄養機能食品国の基準を満たすビタミンやミネラルを含むもの
保健機能食品ではない青汁に「スッキリ」「やせる」などとうたっていても、その効果に根拠があるとは限りません。 「病気が治る」「糖尿病を予防する」とうたう商品は避けましょう。
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
ケールや大麦若葉はビタミンKやカリウムを含むため、ワーファリンを飲んでいる方や腎臓の治療中の方は注意が必要です。持病がある場合は、飲み始める前に医師や薬剤師に相談してください。

選び方

  • 目的に合った機能を表示している保健機能食品か
  • 原料の種類と、飲みやすさ(苦味・香り)
  • 粉末・冷凍・粒など、続けやすい形か
  • 1杯あたりの価格
  • 甘味料や添加物の種類(気になる人)

形による違い

形特徴
粉末保存しやすく価格も手ごろ。水や牛乳に溶かして飲む
冷凍しぼりたてに近い味。冷凍庫の場所が必要
粒・錠剤外出先でも手軽。量を飲む必要がある場合もある

飲むときの注意点

薬や持病がある人

  • ワーファリン(ワルファリン)を飲んでいる人:青汁に含まれるビタミンKが薬の効きを弱めるおそれがある
  • 腎臓の病気で食事制限がある人:カリウムを多く含むことがある
当てはまる人は、飲む前に必ず医師や薬剤師に相談してください。

飲む時間に決まりはない

青汁は食品なので、飲む時間に決まりはありません。 続けやすい時間に、食事の一部として取り入れましょう。 疲れ対策で青汁と栄養ドリンクを比べたい方には、症状と成分で選ぶ栄養ドリンクの記事があります。
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よくある質問

青汁は誰が考えたのですか?

医師の遠藤仁郎が1943年(昭和18年)に考案したとされています。1945年に倉敷中央病院の病院食に取り入れ、1954年からはケールを使うようになりました。

青汁を飲めばやせたり病気を防いだりできますか?

青汁は野菜不足を補う補助食品で、どの商品にもそうした効果があるわけではありません。体への機能を表示できるのは、トクホや機能性表示食品などの保健機能食品に限られます。

ワーファリンを飲んでいても青汁を飲めますか?

青汁に含まれるビタミンKが薬の効きを弱めるおそれがあります。飲む前に必ず医師や薬剤師に相談してください。

青汁はいつ飲むのがいいですか?

食品なので、飲む時間に決まりはありません。続けやすい時間に、食事の一部として取り入れましょう。

まとめ

青汁は、医師の遠藤仁郎が1943年に考案したとされる飲み物で、今はケールや大麦若葉などさまざまな原料の商品があります。 野菜不足を補う補助食品として取り入れるのが基本で、体への機能を表示できるのはトクホや機能性表示食品などの保健機能食品だけです。 ワーファリンを飲んでいる人や腎臓の病気がある人は、飲む前に医師や薬剤師に相談しましょう。
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