目次
禁煙治療薬の種類
| 薬 | 仕組み | 手に入れ方 |
|---|---|---|
| ニコチンパッチ | 皮膚からニコチンを少しずつ補い、やめるときのつらさ(離脱症状)を和らげる | 医療機関の処方、または薬局で市販品 |
| ニコチンガム | かむことで口からニコチンを補う | 薬局で市販品 |
| バレニクリン(チャンピックス) | ニコチンを含まない飲み薬。脳のニコチンの受け皿に働き、吸いたい気持ちと、吸ったときの満足感をおさえる | 医療機関の処方のみ |
禁煙治療の移り変わり
- ニコチンを補う薬(ガムやパッチ)で、離脱症状を和らげながら禁煙する方法が広まった
- 2006年度から、条件を満たせば禁煙治療に健康保険が使えるようになった(ニコチン依存症管理料)
- ニコチンを含まない飲み薬のバレニクリンが使われるようになり、禁煙外来の中心的な薬になった
- 2021年、チャンピックスの出荷が止まり、多くの禁煙外来が休止や縮小を迫られた
- 2025年10月30日、チャンピックスの通常出荷が再開された
チャンピックスの出荷停止と再開
ファイザーの2025年10月の案内によると、出荷停止の原因は、薬に含まれる不純物(N-ニトロソバレニクリン)でした。 製造方法などを変えて、この不純物が基準値以下になるようにし、当局の承認を得て製造を再開したうえで、2025年10月30日から通常出荷を再開したとしています。 出荷が止まっていた間に休止した禁煙外来もあるので、受診する前に、医療機関が禁煙治療を受け付けているかを確かめましょう。
スグレタブログ編集部以前に禁煙外来がやっていなくてあきらめた人も、薬の出荷が戻った今は、あらためて相談してみる良いタイミングです。
健康保険で禁煙治療を受ける条件
厚生労働省の資料では、健康保険で禁煙治療を受けるための主な条件を次のように示しています。- ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)で5点以上で、ニコチン依存症と診断される
- 35歳以上の人は、1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上
- すぐに禁煙したいと考えていて、治療を受けることに文書で同意する
禁煙を続けるコツ
- 禁煙を始める日を決め、たばこやライター、灰皿を家から片づける
- 吸いたくなる場面(食後、休憩時間など)を書き出し、代わりの行動を決めておく
- 家族や職場の人に禁煙を宣言して、協力してもらう
- 1本だけ吸ってしまっても、そこであきらめずに治療を続ける
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禁煙治療のよくある質問
チャンピックスはまた使えるようになりましたか?
ファイザーの案内によると、2025年10月30日から通常出荷が再開されました。医療機関によって禁煙外来の再開の状況が違うので、受診前に確かめましょう。
チャンピックスはなぜ出荷が止まっていたのですか?
薬に含まれる不純物(N-ニトロソバレニクリン)が原因でした。製造方法などを変えて基準値以下にし、当局の承認を得て製造を再開しています。
禁煙治療に健康保険は使えますか?
TDSで5点以上、35歳以上はブリンクマン指数200以上、すぐに禁煙を希望しているなどの条件を満たせば使えます。保険の標準的な治療は12週間で5回の通院です。
ニコチンパッチは市販でも買えますか?
薬局で市販品を買えます。医療機関で処方してもらうこともできます。


