目次
装蹄師の仕事
- 伸びた蹄を削り、馬の体重がバランスよくかかる形に整える(削蹄)
- 蹄の形に合わせて蹄鉄を加工し、釘で打ち付ける(装蹄)
- 蹄の割れや病気の兆候に気づき、獣医師や調教師と相談する
- レースや調教の予定に合わせて、蹄鉄を付け替える
認定装蹄師の資格は3段階
日本装削蹄協会によると、認定装蹄師の資格には2級、1級、指導級の3つのグレードがあります。| 資格 | 取得の条件 |
|---|---|
| 2級認定装蹄師 | 協会主催の認定講習会を受講し、講習期間中と修了後の認定試験に合格して、資格認定を受ける |
| 1級認定装蹄師 | 2級の取得後4年以上たってから昇級研修会を受講し、昇級試験に合格する |
| 指導級認定装蹄師 | 1級の取得後9年以上たってから昇級研修会を受講し、昇級試験に合格する |
認定講習会の受講資格と費用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講資格 | 入講年度の4月1日現在で満18歳以上 |
| 募集人数 | 20名以内 |
| 選考試験 | 一般教養試験、面接試験、体力試験(受験料24,000円) |
| 講習期間 | 1年間(4月〜翌年2月。夏季・冬季休暇あり) |
| 講習形式 | 全寮制(センター付属の八汐寮) |
| 受講費用(令和2年度実績) | 受講料84万円、講習実費20万円、寮費は1か月約4万円〜4万5千円 |
※日本装削蹄協会「装蹄師になるには」より。願書の受付や選考試験の日程は、協会ホームページのお知らせで発表されます。
費用は年度によって変わる可能性があるので、受講を考えたら最新の募集要項を必ず確かめてください。 募集人数が20名以内と少なく、第一回の選考試験で定員に達すると第二回は行われないため、早めの準備が大切です。
スグレタブログ編集部全寮制で1年間というのは、仕事や学校との両立が難しい条件です。講習費と寮費だけでなく、その1年間の生活費の見通しも立ててから応募を考えると安心です。
装蹄師に向いている人
- 馬が好きで、大きな動物を落ち着いて扱える
- 重い蹄を抱えた中腰の姿勢に耐えられる体力がある
- 鉄を熱して叩く鍛冶の作業や、細かい手作業が苦にならない
- 調教師や獣医師、厩務員と話し合いながら仕事を進められる
資格を取ったあとの働き方
2級を取ったあとは、すぐに独り立ちするのではなく、先輩の装蹄師のもとで助手として経験を積むのが一般的です。 主な活躍の場には、次のようなところがあります。- 中央競馬・地方競馬のトレーニングセンターや競馬場で、競走馬を担当する
- 生産牧場や育成牧場で、若い馬の蹄を整える
- 乗馬クラブで、乗用馬の蹄を管理する
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装蹄師になるためのよくある質問
装蹄師は国家資格ですか?
現在の認定装蹄師は、公益社団法人日本装削蹄協会が認定する資格です。2級・1級・指導級の3つのグレードがあります。
装蹄師になるには何歳から講習を受けられますか?
日本装削蹄協会の認定講習会は、入講年度の4月1日現在で満18歳以上が受講資格です。
装蹄師の講習にはいくらかかりますか?
協会の案内(令和2年度実績)では、受講料84万円、講習実費20万円、寮費が1か月約4万円〜4万5千円です。最新の金額は募集要項で確認してください。
競走馬の蹄鉄はどのくらいで付け替えますか?
日本装削蹄協会のQ&Aでは、競走馬に多いアルミニウム合金製の蹄鉄は2〜3週間ごと、乗用馬に多い鉄製の蹄鉄は1か月〜1か月半ごとの打ち替えが目安とされています。


