目次
Excel・CRM・SFAの違い
| 比べる点 | Excel | CRM(顧客関係管理) | SFA(営業支援) |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 顧客リストを手軽に作る | お客様との関係を長く深める | 商談の進み具合と営業活動を管理する |
| 得意なこと | 表の作成、簡単な集計 | 購入履歴、問い合わせ、メール配信 | 案件管理、売上見込み、日報 |
| 向いている会社 | 顧客数が少なく、担当者も少ない | リピーターを増やしたい、店舗や通販 | 営業担当が複数いる、法人営業 |
| 費用 | ほぼかからない | 月額費用(無料プランがあるサービスも) | 月額費用 |
Excelで十分なケースと限界
顧客が数百件程度で、管理する人が1〜2人なら、Excelやスプレッドシートでも十分に回ります。- 複数人で同時に更新して、どれが最新か分からなくなる
- だれでもファイルをコピーでき、持ち出しを防ぎにくい
- 担当者が辞めると、やり取りの経緯が分からなくなる
顧客管理システムの主な機能
- 顧客情報の管理:氏名、会社名、連絡先、購入履歴などを一か所にまとめる
- 商談・案件の管理:営業の進み具合や、次にやることを記録する
- メール配信:お客様の条件ごとに、案内やお知らせを送る
- 問い合わせの管理:だれがいつ、どんな対応をしたかを残す
- 外部連携:名刺管理、会計ソフト、予約システムなどとつなぐ
あわせて読みたい


予約管理システムを導入したほうがいい業種は?飲食店・美容室で役立つ機能と選び方
予約管理システムは、お店のホームページやSNS、予約サイトから24時間予約を受け付け、予約台帳とお客様の情報をまとめて管理するシステムです。 電話で予約を受けて紙...
顧客管理システムの料金の目安
料金は「1ユーザーあたりの月額」で決まるサービスが多くあります。 たとえば、サイボウズのkintoneは、2026年10月時点の公式サイトで、ライトコースが月額1,000円/1ユーザー、スタンダードコースが月額1,800円/1ユーザー(いずれも税抜・最小10ユーザー)と表示されています。 kintoneは顧客管理専用のシステムではなく、顧客リストや案件管理などのアプリを自分で作る形のサービスです。| 料金を比べるときの確認ポイント | 理由 |
|---|---|
| 最小ユーザー数 | 1人分の単価が安くても、最低契約人数が決まっていることがある |
| 初期費用 | 設定代行や導入支援が別料金のことがある |
| 無料プランの範囲 | 登録件数や使える機能に上限があることが多い |
| 年払いか月払いか | 年払いだと割安でも、途中解約しにくい |
自社に合う顧客管理システムの選び方
- 今の困りごとを書き出す(情報が散らばる、引き継ぎができない、追客が漏れるなど)
- 使う人数と、だれが入力するかを決める
- CRM寄りかSFA寄りか、必要な機能を絞る
- 名刺管理や会計ソフトなど、今のツールと連携できるかを確かめる
- 無料のお試しで、営業や店舗の担当者に実際に入力してもらう
スグレタブログ編集部最初から項目を作り込みすぎると、入力が面倒で使われなくなりがちです。会社名・担当者・連絡先・最後に連絡した日くらいから始め、必要になった項目を足していくほうが定着しやすくなります。
顧客情報を扱うときの注意点
顧客管理システムには、氏名や連絡先などの個人データが集まります。 個人情報保護法では、会社に次のような義務が定められています。- 漏えいや紛失を防ぐための安全管理の措置をとる(第23条)
- 個人データを扱う従業員を監督する(第24条)
- 取り扱いを外部に委託する場合は、委託先を監督する(第25条)
あわせて読みたい


販売管理システムとは?業界特化型と汎用型のメリット・デメリット、インボイス対応と選び方
販売管理システムは、見積もりから受注、出荷、売上、請求、入金までの「ものやサービスを売る流れ」と、それに関わる在庫や仕入のデータをまとめて管理するシステムで...
顧客管理システムのよくある質問
顧客管理システムとは何ですか?
お客様の連絡先や購入・商談の履歴をまとめて管理し、社内で共有するためのツールです。CRM(顧客関係管理)とも呼ばれます。
CRMとSFAの違いは何ですか?
CRMはお客様との関係を長く深めることが目的で、購入履歴やメール配信などが得意です。SFAは営業活動の管理が目的で、商談の進み具合や売上見込みの管理が得意です。
顧客管理はExcelでもできますか?
顧客数が少なく、管理する人が1〜2人ならExcelでも十分です。複数人での同時更新や引き継ぎに困り始めたら、システムへの切り替えを考える目安です。
顧客管理システムの料金はどのくらいですか?
1ユーザーあたりの月額で決まるサービスが多く、たとえばkintoneは2026年10月時点でライトコースが月額1,000円/1ユーザー(税抜・最小10ユーザー)です。最小ユーザー数や初期費用も確かめましょう。


