葉酸サプリはいつから?妊活前に知りたい量と選び方、とりすぎの注意点

葉酸サプリはいつから?妊活前に知りたい量と選び方、とりすぎの注意点
妊活を始めるときに、まず知っておきたい栄養素が「葉酸」です。 葉酸は赤ちゃんの脳や脊髄のもとになる神経管の発達に関わり、厚生労働省も妊娠を計画している女性にサプリメントなどでの摂取を勧めています。 厚生労働省の通知とe-ヘルスネットの情報をもとに、葉酸サプリを飲み始める時期と量、選び方、とりすぎの注意点をまとめました。
目次

葉酸が妊活で大切な理由

神経管閉鎖障害のリスクを減らす

葉酸はビタミンB群の一つで、細胞が作られるときに欠かせない栄養素です。 妊娠のごく初期に葉酸が不足すると、赤ちゃんの脳や脊髄のもとになる神経管がうまく閉じない「神経管閉鎖障害」のリスクが高まることが知られています。

厚生労働省の勧め

厚生労働省は平成12年の通知で、妊娠の可能性がある女性が、通常の食事に加えて栄養補助食品から1日400μgの葉酸をとることで、神経管閉鎖障害のリスクを減らせる可能性があると情報提供しています。
項目内容
対象妊娠を計画している女性、妊娠の可能性がある女性、妊娠初期の妊婦
量通常の食事に加えて、サプリメントなどから1日400μg
時期妊娠の1か月以上前から妊娠3か月まで
上限医師の管理下にある場合を除き、1日1mg(1,000μg)を超えない
※出典:厚生労働省 通知(平成12年12月28日)、e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント」

いつから飲み始める?

神経管は、妊娠に気づく前のごく初期に作られます。 妊娠が分かってからでは間に合わないことがあるため、妊娠を考え始めた時点で飲み始めるのが理想です。 妊娠3か月を過ぎたあとも、葉酸は赤ちゃんの成長に必要な栄養素なので、医師と相談しながら食事やサプリでとり続けましょう。

葉酸サプリの選び方

「合成葉酸(モノグルタミン酸型)」を選ぶ

e-ヘルスネットによると、サプリメントに使われる合成型の葉酸(プテロイルモノグルタミン酸)は、普通の食品に含まれる葉酸と比べて体内での利用率が高いと報告されています。 厚生労働省が勧める1日400μgも、この合成型の葉酸を前提にしています。 「天然葉酸」をうたう商品は、体内での利用率が違う点に注意しましょう。

1日分の葉酸量を確認する

  • 1日の目安量で葉酸が400μg含まれているか
  • ほかのサプリやマルチビタミンと合わせて1,000μgを超えないか
  • 鉄やカルシウムなど、ほかに含まれる成分とその量
  • 小粒で飲みやすいか、においが気にならないか(つわりの時期も続けやすい)
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
厚生労働省は、妊娠を計画している女性に食事に加えて1日400μgの葉酸をサプリなどで取ることを勧めています。上限量もあるため、複数のサプリを併用するときは成分表の合計を確かめ、不安があれば医師に相談してください。

とりすぎと飲み方の注意点

1日1mgを超えない

厚生労働省の通知では、高用量の葉酸はビタミンB12欠乏の診断を難しくするため、医師の管理下にある場合を除き、1日1mgを超えるべきではないとしています。 複数のサプリを併用するときは、成分表の葉酸量を合計して確かめましょう。

食事をおろそかにしない

サプリはあくまで食事の補助です。 ほうれん草やブロッコリー、納豆などの葉酸を含む食品も含め、バランスのよい食事を心がけましょう。 持病がある人や薬を飲んでいる人は、サプリを始める前に医師や薬剤師に相談してください。 葉酸は青汁にも含まれます。青汁の成分と健康効果、科学的な裏付けをまとめた記事もあわせて読むと選択肢が広がります。
あわせて読みたい
青汁の効果に根拠はある?始まりと原料の違い、選び方と飲むときの注意点 青汁は、野菜不足が気になる人の定番の健康食品です。 ただ、「飲むだけでやせる」「病気を防ぐ」といった効果は、どの青汁にもあるわけではありません。 青汁の始まり...
妊活中は薬の使い方にも気を配りたいところです。花粉症治療を始めるタイミングと治療法の違いを紹介しています。
あわせて読みたい
花粉症治療はいつから始める?飲み薬の初期療法と舌下免疫療法のベストなタイミング 花粉症の治療は、どの治療を選ぶかによって、始めるのにいちばん良い時期が違います。 飲み薬などで症状をおさえる治療は「花粉が飛び始める前後」、体質を変えていく舌...

よくある質問

葉酸サプリはいつから飲めばいいですか?

厚生労働省は、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの摂取を勧めています。神経管は妊娠に気づく前に作られるため、妊娠を考え始めた時点で飲み始めるのが理想です。

葉酸サプリは1日どれくらい飲めばいいですか?

通常の食事に加えて、サプリメントなどから1日400μgが目安です。医師の管理下にある場合を除き、1日1mg(1,000μg)を超えないようにしましょう。

合成葉酸と天然葉酸はどちらがいいですか?

e-ヘルスネットによると、サプリに使われる合成型の葉酸(モノグルタミン酸型)は食品中の葉酸より体内での利用率が高いとされ、厚生労働省の勧める400μgもこれを前提にしています。

葉酸をとりすぎるとどうなりますか?

厚生労働省の通知では、高用量の葉酸はビタミンB12欠乏の診断を難しくするとしています。複数のサプリを併用するときは葉酸量の合計を確認してください。

まとめ

葉酸は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを減らすために大切な栄養素です。 厚生労働省は、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月まで、通常の食事に加えてサプリメントなどから1日400μgの葉酸をとることを勧めています。 利用率の高い合成葉酸(モノグルタミン酸型)を選び、ほかのサプリと合わせて1日1mgを超えないように注意しましょう。
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

近年に役立つ情報からトレンドニーズまで、幅広いジャンルを厳選してピックアップした記事をご紹介しております!お客様が知りたいコンテンツがイッパイあります!

目次