ブランド品買取の鑑定士に資格は必要?古物商許可と協会基準判定士、求められるスキル

ブランド品買取の鑑定士に資格は必要?古物商許可と協会基準判定士、求められるスキル
ブランド品の買取店で、本物かどうかを見きわめて値段をつける人は「鑑定士」「査定士」などと呼ばれます。 ブランド品の鑑定士になるのに必須の国家資格はありませんが、お店として買取をするには古物商の許可が必要で、知識を証明する民間の資格もあります。 この記事では、ブランド品の鑑定士の仕事、必要な許可と役立つ資格、求められるスキル、実務で経験を積む方法をまとめました。
目次

ブランド品の鑑定士の仕事

  • 持ち込まれた品物が本物か、偽物(コピー品)かを見きわめる
  • 状態、付属品、年代、相場から、買取の金額を決める
  • お客さんに、金額の根拠を分かりやすく説明する
  • 買い取った品物を、販売のために手入れし、値段をつける

必要な許可と、役立つ資格

区分名称内容
法律上必要な許可古物商許可古物営業法第3条にもとづき、中古品の売買を営むために都道府県の公安委員会から受ける(お店や事業者が受ける)
民間の資格協会基準判定士日本流通自主管理協会(AACD)が認定。研修を経て受験し、合格すると認定される
民間の検定リユース検定などリユースの基礎知識や法令を学ぶ
宝石の資格宝石鑑定の民間資格ジュエリーを扱うときに役立つ
AACDによると、協会基準判定士は、研修を受けたうえで年1回の認定試験に合格すると認定され、合格率は30〜40%程度です。 認定されたあとも定期的な研修への参加が求められ、5年ごとに更新の手続きが必要とされています。
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
ブランド品を売るお客さんの立場では、鑑定の結果に納得できないときに「どこを見て判断したのか」を聞いてみてください。説明できるお店ほど信頼しやすくなります。

求められるスキル

  • ブランドごとの素材、縫製、刻印、金具、シリアルなどの知識
  • 相場の動きをつかむ情報収集の力
  • 品物の状態を細かく見て、金額に反映する判断力
  • お客さんが納得できるように説明する接客の力
偽物は年々精巧になっているので、一度覚えた見分け方に頼りきらず、新しい情報を学び続けることが大切です。

偽物を扱うリスク

偽物のブランド品を売ることは、商標権の侵害にあたり、法律で禁止されています。 買取店にとっても、偽物を見抜けずに買い取って販売すると、お店の信用を大きく損ないます。 鑑定士が本物かどうかを慎重に見きわめるのは、お客さんとお店の両方を守るためです。

実務で経験を積む方法

  1. ブランド品の買取店や中古販売店で働き、先輩の査定を見て学ぶ
  2. 本物と偽物を見比べる研修を受ける
  3. 協会基準判定士などの資格に挑戦し、知識を整理する
  4. 独立するなら、古物商の許可を受け、仕入れと販売の流れを整える
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ブランド品の鑑定士のよくある質問

ブランド品の鑑定士に資格は必要ですか?

必須の国家資格はありません。ただし、お店として中古品の買取や販売をするには、古物営業法にもとづく古物商の許可が必要です。

協会基準判定士とは何ですか?

日本流通自主管理協会(AACD)が認定する民間の資格です。研修を受けたうえで年1回の認定試験に合格すると認定され、AACDによると合格率は30〜40%程度です。

資格を取ったら一生有効ですか?

協会基準判定士は、認定後も定期的な研修への参加が求められ、5年ごとに更新の手続きが必要とされています。

未経験でも鑑定士になれますか?

買取店や中古販売店で働きながら、先輩の査定を見て学び、研修や資格で知識を身につけていく人が多くいます。

まとめ:必須の国家資格はなく、許可と経験と学び続ける力が大切

ブランド品の鑑定士になるのに必須の国家資格はありませんが、お店として買取をするには古物営業法の古物商の許可が必要です。 AACDの協会基準判定士など、知識を証明する民間の資格もあり、5年ごとの更新など学び続けることが求められます。 実務で本物と偽物を見比べる経験を積み、新しい情報を学び続けましょう。
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