証券投資とは?種類と始め方、利益にかかる税金と確定申告が必要なケース

証券投資とは?種類と始め方、利益にかかる税金と確定申告が必要なケース
証券投資は、株式や債券、投資信託などを買い、値上がりや配当、利子で資産を増やしていく方法です。 銀行に預けておくより増える可能性がある一方で、値下がりして元本を割ることもあり、利益が出れば税金もかかります。 この記事では、証券投資の主な種類、始めるまでの流れ、利益にかかる税金と確定申告が必要になるケース、NISAで税金をおさえる方法をまとめました。
目次

証券投資の主な種類

種類利益の出かた特徴
株式値上がり益、配当金、株主優待値動きが大きく、会社の業績に左右される
債券決まった利子、満期に元本が戻る株式より値動きは小さいが、発行元が破綻すると戻らないことがある
投資信託値上がり益、分配金少額から多くの銘柄に分散でき、運用はプロに任せる。信託報酬がかかる
ETF・REIT値上がり益、分配金取引所に上場していて、株式と同じように売買できる

始めるまでの流れ

  1. 投資に回すお金を決める(生活費や近く使う予定のお金は使わない)
  2. 証券会社で口座を開く(特定口座の「源泉徴収あり」を選ぶと税金の手続きが楽)
  3. NISA口座もあわせて開く
  4. 少額から、投資信託などで分散して始める
証券投資は元本が保証されていないので、なくなっても生活に困らない余裕資金で行うのが基本です。

利益にかかる税金

国税庁によると、上場株式などを売った利益(譲渡益)には、所得税と復興特別所得税が15.315%、住民税が5%、合わせて20.315%の税金がかかります。 上場株式などの配当金にも、原則として同じ20.315%が源泉徴収されます。

確定申告が必要なケース・しなくていいケース

口座の種類税金の扱い
特定口座(源泉徴収あり)証券会社が税金を差し引いて納めるので、原則として確定申告は不要
特定口座(源泉徴収なし)証券会社が年間の損益を計算した報告書を作る。利益があれば自分で確定申告する
一般口座年間の損益を自分で計算し、確定申告する
源泉徴収ありの特定口座でも、損失が出た年は確定申告をすると得になることがあります。

損失は3年間繰り越せる

上場株式などを売って損失が出た場合、確定申告をすれば、ほかの口座の利益や配当と相殺(損益通算)できます。 それでも引ききれない損失は、翌年から3年間繰り越して、その後の利益や配当から差し引けます(繰越控除を受けるには、損失が出た年から毎年確定申告が必要です)。
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
初めて口座を開くなら、特定口座の「源泉徴収あり」を選んでおくと、利益が出ても税金の手続きを証券会社に任せられます。

NISAで税金をおさえる

NISA口座で買った株式や投資信託の利益と配当には、税金がかかりません。 金融庁によると、2024年からのNISAは、つみたて投資枠が年120万円、成長投資枠が年240万円で、合わせて年360万円まで投資できます。 生涯で使える非課税の枠は1,800万円で、そのうち成長投資枠は1,200万円までです。 ただし、NISA口座の損失はほかの口座の利益と相殺できず、繰り越しもできません。

証券投資の注意点

  • 「必ずもうかる」「元本保証」とうたう投資話は詐欺を疑う
  • 1つの銘柄に集中すると、値下がりしたときの損が大きくなる
  • 短い期間の値動きにあわせて売り買いをくり返すと、手数料と税金で手元に残りにくい
スマホの投資アプリで始めるなら、アプリ選びと税金の注意点をまとめた記事も役立ちます。
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証券投資のよくある質問

証券投資の利益にかかる税金はいくらですか?

上場株式などの譲渡益と配当には、所得税と復興特別所得税15.315%、住民税5%の合わせて20.315%がかかります。NISA口座の利益は非課税です。

確定申告は必要ですか?

特定口座の源泉徴収ありなら、原則として不要です。源泉徴収なしの特定口座や一般口座で利益が出た場合は、自分で確定申告します。

損失が出たらどうなりますか?

確定申告をすれば、ほかの口座の利益や配当と相殺でき、引ききれない損失は翌年から3年間繰り越せます。NISA口座の損失は相殺も繰り越しもできません。

証券投資はいくらから始められますか?

投資信託なら証券会社によって少額から積み立てられます。生活費とは分けた余裕資金で始めましょう。

まとめ:余裕資金で分散し、税金の仕組みも知っておく

証券投資には、株式、債券、投資信託、ETFなどがあり、元本は保証されていません。 利益や配当には20.315%の税金がかかり、源泉徴収ありの特定口座なら原則として確定申告は不要、損失が出た年は申告で3年間繰り越せます。 NISAの非課税枠を使いながら、余裕資金で少額から分散して始めましょう。
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