電気代節約はアンペア契約の見直しから!地域で違う基本料金と自分に合うアンペアの決め方

電気代節約はアンペア契約の見直しから!地域で違う基本料金と自分に合うアンペアの決め方
電気代の節約というと、こまめに電気を消すことを思い浮かべがちですが、契約しているアンペア数を見直すと、使い方を変えなくても毎月の基本料金が下がることがあります。 ただし、アンペア数で基本料金が決まるのは、東京電力など一部の地域の契約だけです。 この記事では、アンペア契約の仕組み、アンペアを下げると節約になる地域・ならない地域、自分の家に合うアンペア数の決め方、変えるときの注意点をまとめました。
目次

アンペア契約の仕組み

アンペア(A)は、同時に使える電気の量の上限です。 契約したアンペアを超えて電気を使うと、ブレーカーが落ちて電気が止まります。 東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでは、基本料金が契約アンペアごとに決まっていて、2026年10月時点で10Aあたり311円75銭(税込)です。
契約アンペア基本料金(月額・税込)
30A935円25銭
40A1,247円00銭
50A1,558円75銭

10Aあたり311円75銭から計算。東京電力エナジーパートナーは、2026年11月1日から託送料金の見直しを電気料金に反映し、従量電灯Bの基本料金・電力量料金とも上がるとしています。最新の単価は公式の料金単価表で確かめてください。

40Aから30Aに下げると、基本料金だけで月300円ほど、年に3,700円ほど下がる計算です。

アンペアを下げても節約にならない地域

関西電力の従量電灯Aには基本料金がなく、最初の15kWhまでの最低料金と、使った量に応じた電力量料金で決まります。 このように、地域や電力会社のプランによっては、アンペアの契約そのものがないことがあります。 新電力のプランでも、基本料金の決め方は会社ごとに違うので、検針票や契約内容でまず確かめましょう。
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
アンペアを下げる前に、1週間ほど「ドライヤーと電子レンジを同時に使わない」などを試してみてください。困らなければ、下げても大丈夫な目安になります。

自分の家に合うアンペア数の決め方

家庭のコンセントは100Vなので、消費電力1,000W(1kW)の家電はおよそ10Aと考えて計算できます。
  1. 同時に使うことが多い時間帯(朝の支度、夕食どきなど)を思い浮かべる
  2. その時間に動いている家電の消費電力を、本体や説明書で確かめる
  3. 合計のワット数を100で割り、アンペア数の目安を出す
  4. 冷蔵庫や照明など、つけっぱなしの分も足し、少し余裕をもたせる
  • 電子レンジ、ドライヤー、電気ケトル、IH調理器などは、1台で10A以上使う製品も多い
  • エアコンは、動き始めや暖房のときに多く電気を使う
  • 在宅勤務で日中もパソコンや暖房を使う家庭は、昼間の使い方も考える
電力会社の解説では、一人暮らしで20〜30A、4人家族で50A前後がよく目安に挙げられますが、家電の数や在宅の時間で大きく変わるので、上の計算で確かめるのが確実です。 電力会社のWebサービスで30分ごとの使用量が分かる場合は、使用量がいちばん多い時間を確かめると、決めやすくなります。

アンペアを変えるときの注意点

  • 下げすぎて、朝や夕方にブレーカーがよく落ちる
  • 冬だけ暖房で電気を多く使うのに、夏の使い方で決めてしまう
  • 賃貸で、大家さんや管理会社の許可がいるのに確かめずに申し込む
アンペアの変更は、契約している電力会社に申し込みます。 一度変えると、しばらくは再変更できない決まりがある電力会社もあるので、条件を確かめてから申し込みましょう。 基本料金だけでなく、電力量の単価や料金の決め方も比べたいなら、電力自由化で選べる電力会社の違いを知っておきましょう。
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アンペア契約のよくある質問

アンペアを下げるとどれくらい安くなりますか?

東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでは、2026年10月時点で基本料金が10Aあたり311円75銭(税込)なので、40Aから30Aに下げると月300円ほど下がる計算です。2026年11月から単価が見直される予定です。

どの地域でもアンペアを下げると節約になりますか?

なりません。関西電力の従量電灯Aのように基本料金がなく、アンペアの契約がないプランもあります。まず契約内容を確かめましょう。

何アンペアにすればいいですか?

同時に使う家電の消費電力を合計し、100で割るとアンペア数の目安になります。冷蔵庫など常に動いている分も足し、少し余裕をもたせましょう。

ブレーカーが落ちたらどうすればいいですか?

使っている家電をいくつか止めてから、ブレーカーを戻します。よく落ちるなら、契約アンペアを上げるか、同時に使う家電を減らしましょう。

まとめ:まず地域と契約を確かめ、使い方に合うアンペアに

東京電力の従量電灯Bのように、契約アンペアで基本料金が決まる契約なら、アンペアを下げると毎月の基本料金が下がります。 関西電力の従量電灯Aのように基本料金がない契約では、アンペアを変えても節約にはなりません。 家電の消費電力を100で割ってアンペアの目安を出し、ブレーカーが落ちない範囲で見直しましょう。
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