目次
転職した年の年末調整の流れ
- 前の会社を辞めるとき、源泉徴収票を受け取る(届かなければ前の会社に求める)
- 新しい会社に入社したら、扶養控除等申告書を出す
- 年末調整の時期に、前の会社の源泉徴収票を新しい会社に出す
- 新しい会社が、前の会社の分とあわせて1年分の税金を計算し直す
確定申告が必要になるケース
| ケース | 確定申告 |
|---|---|
| 年内に再就職し、新しい会社で前職分も含めて年末調整を受けた | 原則いらない |
| 前の会社の源泉徴収票を、新しい会社の年末調整に間に合わせられなかった | 必要(または税金が戻る) |
| 12月に入社し、その年の給与が新しい会社から支払われない | 新しい会社で年末調整されず、必要になることがある |
| 年の途中で辞めて、年内に再就職しなかった | 税金が戻ることが多く、確定申告で還付を受ける |
| 給与の年間収入が2,000万円を超える | 必要 |
| 副業の稼ぎなど、本業の給与とは別のもうけが年に20万円より多い | 必要 |
スグレタブログ編集部退職してから入社するまでの間に国民年金や国民健康保険を払った人は、その領収書も年末調整のときに新しい会社に出すと、控除を受けられます。
年内に再就職しなかった人は税金が戻ることが多い
会社員の給与からは、1年間働く前提で毎月の所得税が差し引かれています。 国税庁によると、年の途中で辞めて再就職しない場合は年末調整を受けられないので、所得税を納めすぎていることがあり、翌年に確定申告をすれば戻ってきます。 この還付の申告は、辞めた年の翌年1月1日から5年間できます。- 前の会社の源泉徴収票
- 国民年金や国民健康保険の保険料を払った証明(控除を受けるため)
- マイナンバーが分かるもの、本人確認書類
- 還付金を受け取る口座
年末調整では受けられない控除
転職先で年末調整を受けても、次の控除は自分で確定申告しないと受けられません。- 医療費控除
- ふるさと納税の寄附金控除(ワンストップ特例を使わない場合や、6か所以上に寄附した場合)
- 住宅ローン控除の1年目
住民税と退職金の扱い
住民税は払い方が変わることがある
住民税は前の年の所得にかかる税金で、会社員は毎月の給与から差し引かれています。 退職すると、残りの分を最後の給与からまとめて引かれるか、自分で納付書で払う形に切り替わります。 転職先で給与からの天引きに戻すには、新しい会社に手続きを頼みましょう。退職金は申告書を出していれば確定申告はいらない
退職金を受け取るとき、前の会社に「退職所得の受給に関する申告書」を出していれば、税金が正しく差し引かれているので、原則として確定申告はいりません。 出していない場合は、高い税率で差し引かれているので、確定申告で精算できます。 会社を辞めにくいときに使える退職代行の選び方や、安全な業者の見分け方はこちらで紹介しています。
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転職した年の税金のよくある質問
転職した年の年末調整はどこでしますか?
12月時点で勤めている新しい会社でします。前の会社の源泉徴収票を出せば、前職分もまとめて計算してもらえます。
転職した年は確定申告が必要ですか?
新しい会社で前職分を含めて年末調整を受け、ほかに申告する所得がなければ原則いりません。源泉徴収票が間に合わなかった場合や、副業などの所得が20万円を超える場合は必要です。
年内に再就職しなかったらどうなりますか?
年末調整を受けられないので、所得税を納めすぎていることがあります。翌年1月1日から5年以内に確定申告をすれば、納めすぎた分が戻ります。
前の会社から源泉徴収票が届きません。
前の会社に発行を求めましょう。会社には退職後1か月以内に源泉徴収票を交付する義務があり、それでも届かない場合は税務署に相談できます。


