コワーキングスペースは儲かる?収入の仕組みと費用、儲かるかを分けるポイント

コワーキングスペースは儲かる?収入の仕組みと費用、儲かるかを分けるポイント
コワーキングスペースは、フリーランスや会社員、学生などが、机やWi-Fiのある共用の作業スペースを、時間や月額で借りて使う場所です。 テレワークの広がりとともに増えてきましたが、「開業すれば儲かるのか」は、料金の仕組みや立地、運営の方法によって大きく変わります。 この記事では、コワーキングスペースの収入の仕組み、かかる費用、儲かる・儲からないを分けるポイント、開業までの流れをまとめました。
目次

コワーキングスペースの需要

総務省の「令和7年 通信利用動向調査」(2026年5月公表)では、テレワークを導入している企業の割合は50.1%で、前年より増えました。 導入の目的では、勤務者のワークライフバランスの向上や、人材の確保などの割合が増えています。 自宅以外で集中して働ける場所を求める人は一定数いるため、立地とターゲットが合えば需要を見込めます。

収入の仕組み

料金の形内容特徴
ドロップイン(時間・1日利用)使った時間や日数で払う旅行者や、たまに使う人を集めやすい
月額の定額制月額で、決まった時間帯に通い放題毎月の収入が安定しやすい
固定席・個室専用の席や個室を月額で貸す単価が高く、空きが出ると収入が下がる
オプション会議室、ロッカー、住所の利用、印刷などほかのサービスとの差をつけやすい

かかる費用

  • 初期費用:物件の保証金、内装工事、机や椅子、Wi-Fiなどの設備、入退室の仕組み
  • 毎月の費用:家賃、光熱費、通信費、清掃費、スタッフの人件費、システムの利用料
  • 集客費:Webサイト、予約サイトへの掲載、広告
家賃は毎月かかる大きな固定費なので、どれだけの会員や利用があれば家賃とほかの固定費をまかなえるか(損益分岐点)を、開業前に計算しておくことが大切です。
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
開業前に、近くのコワーキングスペースを平日と休日の両方で実際に使ってみるのがおすすめです。混む時間帯や利用者の層が分かり、自分のスペースの強みを考えやすくなります。

儲かる・儲からないを分けるポイント

  • 駅から近いなど、通いやすい立地にある
  • 「静かに集中できる」「仲間と交流できる」など、コンセプトがはっきりしている
  • 入退室や決済を自動にして、人件費を抑えている
  • 月額の会員を増やし、毎月の収入を安定させている
  • 近くに安い競合が多く、価格だけで比べられてしまう
  • 家賃が高すぎて、満席に近くないと赤字になる
  • Wi-Fiが遅い、電源が足りないなど、作業の環境が悪い

開業までの流れ

  1. だれに、どんな使い方をしてほしいか、コンセプトを決める
  2. 立地を選び、周りの競合の料金と混み具合を調べる
  3. 収入と費用を見積もり、損益分岐点を計算する
  4. 内装と設備を整え、入退室や予約・決済の仕組みを入れる
  5. オープン前から見学会や無料体験の日を設け、近くで働く人に知ってもらう
ヨガやダンスなど、レッスンの場として場所を貸す方法もあります。開業届の期限や資金の集め方はこちらで紹介しています。
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コワーキングスペースのよくある質問

コワーキングスペースは儲かりますか?

立地、コンセプト、家賃などの固定費とのバランスで大きく変わります。開業前に、どれだけの会員や利用があれば固定費をまかなえるか(損益分岐点)を計算しておきましょう。

コワーキングスペースの収入にはどんな種類がありますか?

時間や1日単位のドロップイン、月額の定額制、固定席や個室の月額料金、会議室やロッカー、住所の利用などのオプションがあります。

コワーキングスペースの需要はありますか?

総務省の令和7年通信利用動向調査では、テレワークを導入している企業の割合は50.1%で前年より増えています。自宅以外で働く場所を求める人は一定数いると考えられます。

コワーキングスペースを開業するときの流れは?

コンセプトを決め、立地と競合を調べ、収支と損益分岐点を計算し、内装と設備・入退室の仕組みを整えて、集客を始めるのが一般的な流れです。

まとめ:立地とコンセプト、固定費のバランスで決まる

コワーキングスペースは、ドロップイン、月額の定額制、固定席や個室、オプションを組み合わせて収入を得る場所貸しの仕事です。 総務省の調査ではテレワークを導入する企業は50.1%と需要はありますが、儲かるかどうかは、立地とコンセプト、家賃などの固定費とのバランスで決まります。 開業前に損益分岐点を計算し、自動化で人件費を抑えるなど、無理のない運営を考えましょう。
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