個人間送金アプリで海外送金はできる?手数料・日数の比べ方と安全に使う確認点

個人間送金アプリで海外送金はできる?手数料・日数の比べ方と安全に使う確認点
スマホで友人や家族にお金を送れる個人間送金アプリは、国内なら手数料無料で送れるものもあります。 一方で、海外にいる相手に送る場合は、国内向けのアプリでは送れないことが多く、海外送金に対応したサービスを使う必要があります。 海外送金は、送金手数料だけでなく、為替レートに上乗せされるコストまで含めて比べることが大切です。 この記事では、国内と海外で使えるサービスの違い、海外送金アプリの選び方、手数料と日数の考え方、安全に使うための確認点をまとめました。
目次

国内の個人間送金と海外送金は、使うサービスが違う

送り先主な方法特徴
国内の相手銀行アプリの「ことら送金」、スマホ決済アプリの送金機能少額なら手数料無料のものが多く、すぐに届く
海外の相手Wise、PayPalなどの海外送金サービス、銀行の海外送金手数料と為替レートのコストがかかり、届くまでの時間もサービスで違う
なお、以前は国内の個人間送金でよく使われていたLINE Payは、公式サイトによると2025年4月30日に日本国内でのサービス提供を終了しています。

国内なら「ことら送金」も選択肢

ことら送金は、銀行などのアプリから、相手の口座番号や携帯電話番号を使ってお金を送れる仕組みです。 運営会社の公式サイトでは、1件あたり10万円を超える送金はできず、サービスを始めている事業者の手数料は無料(2025年7月時点)と案内されています。 ただし、間違って送った場合は取り消しができないため、送る前に相手の名前を必ず確かめてください。

海外送金に使えるアプリの選び方

Wise:実際の為替レートで手数料を事前に表示

Wiseは、日本で資金移動業者として登録されている海外送金サービスで、公式サイトでは関東財務局長登録の資金移動業者(第00040号)と表示されています。 Googleで見られる実際の為替レートを使い、手数料を送金前に確認できることを特徴として案内しています。 相手の銀行口座に、現地の通貨で着金させたいときに比べやすいサービスです。

PayPal:相手のメールアドレスで送れる

PayPalは、相手のメールアドレスなどを使って、海外のPayPalアカウントにお金を送れるサービスです。 海外への個人間送金では送金の手数料がかかり、通貨が違う場合は通貨換算の手数料も加わります。 料金は国や通貨、支払い方法によって変わるため、公式サイトの「パーソナルアカウントの手数料」で送る前に確認してください。

銀行の海外送金

銀行の窓口やインターネットバンキングからも海外に送金できます。 送金手数料に加えて、途中で経由する銀行の手数料(中継銀行手数料)や、受け取る側の銀行の手数料がかかることがあります。
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
初めて海外に送るときは、いきなり全額を送らず、少額で一度試してみるのがおすすめです。相手の口座情報の書き間違いや、届くまでの日数を先に確かめられます。

手数料と日数の考え方

為替レートの上乗せも「手数料」

海外送金のコストは、表示される送金手数料だけではありません。 多くのサービスでは、市場の為替レートに一定の幅を上乗せしたレートで両替するため、その差もコストになります。
  • 「相手が最終的にいくら受け取れるか」で比べる
  • 同じ金額・同じ通貨で、複数のサービスの見積もりを並べる
  • 受け取る側の銀行の手数料がかかるかどうかを、相手にも確かめてもらう

届くまでの日数

着金までの時間は、送り先の国、通貨、受け取り方法、本人確認の状況によって変わります。 初めて使うときは、本人確認書類の審査に時間がかかることもあるので、期限のある送金は早めに準備しておきましょう。

安全に使うための確認点

資金移動業者として登録されているか

日本でお金を送るサービスを提供するには、資金決済法にもとづく資金移動業の登録が必要です。 金融庁のウェブサイトには、登録された資金移動業者の一覧が掲載されているので、聞いたことのないサービスを使う前に確認してください。

1回に送れる金額に上限があることも

資金決済法施行令第12条の2では、第二種資金移動業で扱える1回の送金額は100万円に相当する額までとされています。 学費や仕送りなど大きな金額を送る場合は、サービスごとの上限を先に確かめておくと、当日になって送れないという事態を防げます。

知らない相手への送金は止める

  • SNSやマッチングアプリで知り合った海外の相手から、送金を頼まれる
  • 「荷物の受け取りに関税が必要」「投資で必ずもうかる」と言われて送金を求められる
  • 送金アプリの画面を見せながら、相手の指示どおりに操作するよう言われる
一度送ったお金は取り戻せないことが多いので、会ったことのない相手への送金は止めて、警察の相談窓口(#9110)や消費生活センター(188)に相談してください。 お金に関わるアプリの安全性は、お金を借りるアプリでも同じように大切です。審査なしをうたうアプリの実態と、契約前に見ておく点をまとめた記事も参考にしてください。
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個人間送金アプリのよくある質問

国内向けの送金アプリで海外にも送れますか?

国内向けのスマホ決済アプリやことら送金は、基本的に国内の相手への送金用です。海外の相手に送る場合は、WiseやPayPal、銀行の海外送金など、海外送金に対応したサービスを使います。

海外送金で一番安いサービスはどれですか?

送り先の国、通貨、金額によって変わります。送金手数料だけでなく、為替レートの上乗せも含めて「相手が最終的にいくら受け取れるか」を複数のサービスで比べてください。

LINE Payで送金できますか?

LINE Payは、公式サイトの案内によると2025年4月30日に日本国内でのサービス提供を終了しています。

1回にいくらまで送れますか?

サービスによって違います。資金決済法施行令第12条の2では、第二種資金移動業で扱える1回の送金額は100万円に相当する額までとされており、ことら送金は1件あたり10万円までです。

まとめ

国内の個人間送金は、ことら送金やスマホ決済アプリの送金機能を使えば、少額なら手数料無料で送れることが多くなっています。 海外に送る場合は、WiseやPayPal、銀行の海外送金などから、相手が受け取る金額と着金までの日数で比べて選びましょう。 使う前に資金移動業者として登録されているかを確かめ、知らない相手からの送金依頼には応じないことが、トラブルを防ぐいちばんの近道です。
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