オール電化の賃貸物件はあり?電気代が高くなる理由と後悔しない物件の選び方

オール電化の賃貸物件はあり?電気代が高くなる理由と後悔しない物件の選び方
オール電化の賃貸物件は、ガスの基本料金がかからず、火を使わないので安心という良さがあります。 一方で、「思ったより電気代が高い」「お湯が足りなくなる」と後悔する人もいます。 同じオール電化でも、給湯や暖房にどんな機器を使っているかで、電気代は大きく変わります。 この記事では、資源エネルギー庁の解説をもとに、オール電化の電気代が高くなる理由、賃貸物件を選ぶときに確かめたい設備、暮らし方の工夫をまとめました。
目次

オール電化とは

オール電化は、給湯、調理、暖房などを、ガスを使わずにすべて電気でまかなう住まいです。
  • 給湯:エコキュート(ヒートポンプ給湯機)、または電気温水器
  • 調理:IHクッキングヒーター
  • 暖房:エアコン、蓄熱暖房機、床暖房など

機器によって電気代が大きく違う

資源エネルギー庁の解説記事(2023年3月)では、冬の電気代が月10万円を超えたオール電化の家庭の例で、使った電気の約7割が蓄熱暖房機、約2割が電気温水器だったとしています。
機器特徴
電気温水器(ヒーター式)初期のオール電化住宅に多い。電気でヒーターを温めるため、使う電気が多い
エコキュート(ヒートポンプ給湯機)空気の熱を使ってお湯を沸かす。同じ記事では、電気温水器より約75%電気料金を減らせるという東京電力エナジーパートナーの試算を紹介
蓄熱暖房機夜に熱をためて昼に出す。使う電気が多い
エアコン(ヒートポンプ)同じ記事では、蓄熱式の床暖房より約72%電気料金を減らせるという試算を紹介
内見のときに「給湯はエコキュートか電気温水器か」を必ず確かめましょう。
スグレタブログ編集部スグレタブログ編集部
内見のときは、ベランダや外にある給湯機の銘板を見てみてください。「ヒートポンプ」「エコキュート」と書いてあるかどうかで、冬の電気代の見通しが変わります。

オール電化の賃貸のメリット

  • ガスの基本料金がかからず、光熱費の支払いが電気だけにまとまる
  • 火を使わないので、火災の心配が少ない。IHは掃除もしやすい
  • 夜間の電気が安いプランなら、お湯をためる電気代をおさえやすい
  • 災害のとき、タンクにためたお湯や水を生活用水に使える機種がある

オール電化の賃貸のデメリット

  • 古い電気温水器や蓄熱暖房機の物件は、冬の電気代が高くなりやすい
  • タンクのお湯を使い切ると、追加で沸かすあいだお湯が出にくく、昼間に沸かすと電気代が高くなりやすい
  • 停電すると、給湯も調理も使えなくなる
  • IHに対応した鍋やフライパンが必要

物件を選ぶときに確かめたいこと

  1. 給湯の機器(エコキュートか電気温水器か)と、タンクの容量が家族の人数に合うか
  2. 暖房の機器(エアコンか、蓄熱暖房機か)
  3. 電気の契約プラン(夜間が安いプランを自分で選べるか)
  4. 前の入居者の冬の電気代の目安を、管理会社に聞けるか
  5. 機器が故障したときに、だれが修理代を負担するか
オール電化の物件は、夜間の電気が安いプランで契約しないと、割高になることがあります。 入居したら、電力会社のプランも確かめましょう。

電気代をおさえる暮らし方

  • お湯は、夜のうちにためた分で足りるように、使い方と沸かす量の設定を合わせる
  • 洗濯機や食洗機は、タイマーで電気の安い時間帯に回す
  • 冬は、蓄熱暖房機より、エアコンを中心に暖める
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オール電化の賃貸のよくある質問

オール電化の賃貸は電気代が高いですか?

機器によります。資源エネルギー庁の解説では、冬の電気代が月10万円を超えた家庭の例で、使った電気の約7割が蓄熱暖房機、約2割が電気温水器でした。エコキュートやエアコンなら、電気代をおさえやすくなります。

エコキュートと電気温水器の違いは何ですか?

エコキュートは空気の熱を使うヒートポンプ式で、ヒーター式の電気温水器より使う電気が少なくて済みます。資源エネルギー庁の記事では、約75%電気料金を減らせるという試算が紹介されています。

お湯がなくなったらどうなりますか?

タンクのお湯を使い切ると、追加で沸かすまでお湯が出にくくなります。昼間に沸かすと電気代が高くなりやすいので、ためる量の設定を使い方に合わせましょう。

オール電化の物件はどの電気料金プランがいいですか?

夜間の電気が安いプランが前提の設備が多いので、入居したら電力会社のプランを確かめましょう。

まとめ:給湯と暖房の機器で選ぶ

オール電化の賃貸は、ガス代がかからず火の心配が少ない一方、機器によっては冬の電気代が高くなります。 資源エネルギー庁の解説では、電気代が高くなる家庭の多くは、蓄熱暖房機と電気温水器が原因でした。 物件を選ぶときは、エコキュートかどうか、暖房の機器、夜間が安いプランを使えるかを確かめましょう。
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